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音楽を学ぼう1

DTMユーザーの絶対数が増加している今、どうやって自身のレベルを上げ、如何に良い曲を作れるようになるのか?こういった問いは多いのではないでしょうか?
これは私の生徒さんたちも常に持っている問いだと思います。

私がDTMで本格的に音楽を作り始めたのは昨年の春から。1年4ヶ月経過したことになります。ただ、オーケストラの学習(主に譜面)、ラウンジピアノ(ピアノにおける様々なアレンジ、即興演奏)などの経験がありますので、予備知識が全く無い状態でDTMを始めたわけではありません。

ここはご了解ください。

音楽スクールなどで和音、編曲などを学んできた方々はおそらく独力で自身のレベルを上げていくことは可能だと私は考えています。故に、ここではズブの素人さんが如何に音楽を学び、曲を作っていくのか?という部分に焦点を当てます。

1、音楽理論をおろそかにしてはいけない

今回は音楽理論という部分で話を進めていきます。

ちょっとしたコード理論がわかっていればオリジナル曲を作ることは可能です。何故なら、音楽は最終的には感覚、感性の世界であり、個々の音楽的素養が加味される以前に、感覚だけで音楽を作ることは可能なのです。

しかし、ここで考えてもらいたい。数学の基本はまず数字を覚えることであり、ここに足し算、引き算、掛け算、割り算などの基本的事項が存在します。これを知らなければ、複雑な数式など理解できるわけがありません。基本があるからこそ、日々の生活の中で「数字」に関する様々なことを皆さんは容易に扱うことができるのです。

ある部分、音楽も同様です。数字を覚えることは、音楽では「譜面が読めること」に該当します。また、足し算などの基本的なことは、コード進行、およびこれに関する様々な規則に該当します。

まず、こういった部分を徹底的に学ぶことが大切。ただし、「机上の空論」とよく言われるように、紙の上だけで和声学などを学んだからと言って音楽が作れるわけはないのです。参考までお話しをしますが、私の友人に某音楽大学のピアノ科を卒業した方がいます。彼は学校で音楽理論に関する基礎をしっかり学んでいます。でも、彼はオリジナル曲を作れません。というか作る気もないようです。

どんなに音楽理論を学んでも「曲を作りたい!」という欲求がなければ、素晴らしい音楽理論も机上の空論になってしまいます・・・。これは間違いない事実!!!


今の時代は、様々な音楽理論書が簡単に入手できます。どんな方でも独学で学ぶことが比較的簡単な時代です。
では、どうして私のような音楽講師(もちろんDTMを教えているが、基本は音楽全般の指導です)が必要になるのか?
それは、100人いれば100通りの学び方があるように、個々の資質、能力にあった様々な勉強方法があるからなのですよ。私たち音楽講師はこの部分をサポートしています。

音楽を学ぶことにおいて近道などありませんが、その人に合った勉強方法を実践していけば、技術の習得に2年かかる場合でも1年に短縮することはある程度可能なのです!もちろん、個々人においての進捗状況は様々。


今日はここまでにしておきます。

ブログの更新頻度はあまり高くはないのですが、独学でDTMでオリジナル曲を作りたい!という方対象に色々書いていきますので、何か参考になれば幸いです。将来的にはWeb上で教えたい!という欲求もありますが、現時点では色々問題があるため実行に移していません。

*DTMに関する様々なことはWeb上で検索可能でしょうから、この部分は割愛します。

私の音楽は以下のページに掲載していますので、ご興味のある方は覗いてみてください。

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